Aliexpressで電子工作-5 定番のLチカ(LEDを点滅させる)をやってみた
電子工作の定番といえばLチカですね。(ほんとかよ)PICやAVR、Aruduinoなどのマイコンでも入門はLチカからというくらい定番です。
今回はマイコンを使わずに(ICも使わずに)トランジスタと抵抗、コンデンサで作ってみました。
LED1個や2個のものはよくあるのでLED3個に回路を作ってみました。回路図はこんな感じです。
今回はトランジスタに定番の2SC1815ではなく大量に買い込んだS8050を使ってみました。もちろん2SC1815で大丈夫です。
さくっと組み立てて動作させてみました。
こんな感じにうねうねと光りました。
LED5個もやってみました。
ブレッドボード上にこんな感じで配線してみました。回路図はこんな感じです。
さっきと違ってコンデンサが1uFベース抵抗が10kΩなっていますが気にしないでください。最初に書いた回路がこれだったんです。実際やってみたら点滅が早すぎたので1uFと100kΩにしてみたんです。
1uFのコンデンサ(積層セラミック)より10uF(電解コンデンサ)のほうが安いので、10uFと10kΩの組み合わせがいい感じじゃないでしょうか。
点滅している様子はこんな感じです。
回路図通りLEDを並べるとこんな感じに点滅します。
でも、LEDの順番を変えるとこうなります。
配線をちょっと変えてみました。
するとこんな感じに点滅するんです。
(上の画像と動画は別物だって?ちょっと写真を撮り忘れてあとから追加したのでおかしくなってしまいました。回路図を参考にしてください。)
並べる順番は回路図の順番の一つ置きに、LED1、LED3、LED5、LED2、LED4とします。
LEDの色は赤、緑、青と三色試してみましたが、赤と青はやや明るく緑はそれに比べると少し暗い感じがしました。(赤はVfが小さいのでたくさん電流が流れる、青は発光効率がいいので電流が小さくても大丈夫、緑はどっちつかずでちょっと不利って感じ)まあ、まぶしくなくていいですね。
ちなみに今回購入したものはトランジスタがこれ、LEDがこれ、抵抗がこれ、コンデンサがこれです。あくまでも参考程度に。
あと、トランジスタや抵抗のように大量のものは数が結構アバウトです。100個入りとか書いてあってもきっちり100個とは限りません。抵抗は使いやすいように仕分けしたときにちょっと数えてみましたが各値20本と書いてありますが、19本だったり21本だったりしていました。トランジスタは面倒くさいので数えていません。
さていかがでしたか?やっと電子工作らしくなってきました。
お約束ですがAliexpressのような海外サイトで買い物をするときは自己責任でお願いします。
次回は、ちょっとラジオでも作ってみますか。