Aliexpressで電子工作-10 多回転ボリュームを買ってみた

一般的にボリュームの回転角度は270~300度くらいです。

細かい調整が必要になるところにはボリュームを2個に分けて粗調整(Coarse)と微調整(Fine)のようにするか多回転ボリュームを使う方法があります。

多回転ボリュームはたいてい10回転のものが多く、価格もそこそこします。以前は1個1500円くらいつまみを合わせると2000~3000円くらいしていました。ただ最近は中華サイトなどではかなり安いものも出回っているようです。

実はこのボリュームは10回転ではなく5回転でした

おそらくWXD3-12というのが5回転で、WXD3-13というのが10回転ではないかと思われます。

シャフト径が6mmの従来からあるものは10回転なのではないでしょうか。

いずれにせよ購入の際は十分確認したほうがよさそうです。

ついでにつまみも買ってみました。

多回転ボリュームのシャフトが標準の6mmではなく、4mmくらいなのでそれ用のものを購入しました。

さて、ボリュームとつまみが来たのですがつまみのつけ方がわかりません。

シャフトへの締め付けネジが見当たらないのです。ローレットではないので差し込んでそれでOKというわけでもありません。

購入したつまみのサイトを見直しても取り付け方の方法は書いてありません。同じつまみを販売している別のページを見てみました。

そうか!頭のキャップを外すのか。

固くて取れないときはカッターの刃などを差し込むと爪が入るくらいの隙間ができます。

キャップを取るとこんな感じ。

ボリュームのシャフトに差し込んでドライバーで締め付ければOKです。

基本的にこのタイプのボリュームは巻き線抵抗で作られています。

なので微調整をしようしても連続には変化せずに細かいところで見ると段階的に抵抗値が変化します。今回購入したものはフルスケールの0.3~0.5%ステップくらいで抵抗値が変化しているようです。

端子の配置も確認が必要です。

回転方向と抵抗値の変化は事前に確認してから配線したほうがいいでしょう。

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